日本の森を守る
紙は私達の生活にとって身近な存在であり欠かせない物です。
私達は日々、新聞・雑誌・チラシなど様々な紙製品に囲まれて暮らしています。
その生活必需品である紙は木材からできており、原料となる木を伐採するだけでは自然破壊につながります。伐採後に植林をして、計画的に森を育てていくことが大切なのです。
また、1度世に出た紙製品は60%以上が回収されダンボールや新聞などに再び生まれ変わります。
種を蒔いて野菜を育てる時を想像してみて下さい。
芽が出た後に十分な間引きを施す事により、その後丈夫な苗へと育っていきます。これと同じで植林された木々は成長に伴い間隔が狭くなってしまい十分な養分や日光が当たらなくなって、やがては荒廃してしまいます。
従ってこれを計画的に伐る作業が必要となります。この作業を「間伐」と言います。これをする事により立派な木に成長すると共に地面に光が当たり、下草等が育ち森は豊かに成長します。豊かな森はCO2(二酸化炭素)を吸収し、地球温暖化防止につながっていきます。